セミリタイアしたいけれども、どうすれば可能なのかが分からない人も多いと思います。
今回は、ソーシャルレンディングでセミリタイアする方法について、ご紹介いたします。
セミリタイアにはどのような方法があるのか?
セミリタイアするためには、生活に必要な一定の不労所得が必要となります。
不労所得には、主に下記のようなものがあります。
- 不動産賃貸
- 株式投資
- ソーシャルレンディング
不動産賃貸
マンション、アパート等を保有し、家賃を得る方法です。

株式投資
株式を保有し、配当金を得る方法です。

ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングの案件に出資し、そこから分配金を得る方法です。


ソーシャルレンディングでセミリタイアする方法
セミリタイアする方法はいろいろあるのですが、ここではソーシャルレンディングでセミリタイアする方法をご紹介します。
ソーシャルレンディングでセミリタイアするためには、下記のような手順が良いでしょう。
- 約3千万円の自己資金を作る
- 複数のソーシャルレンディング事業者に口座開設する
- 複数のソーシャルレンディング案件に分散投資し、平均利回り5%程度を確保する
- ソーシャルレンディングの分配金の範囲内で生活する
①約3千万円の自己資金を作る
ソーシャルレンディングの投資資金として、約3千万円の自己資金を作ります。
現預金も保有しておく必要があるので、2千5百万円をソーシャルレンディングに投資し、5百万円を現預金として保有することとします。
②複数のソーシャルレンディング事業者に口座開設する
ソーシャルレンディングには事業者リスクがあるので、一社だけではなく複数の事業者に口座開設して分散投資します。
③複数のソーシャルレンディング案件に分散投資し、平均利回り5%程度を確保する
事業者の分散だけではなく、投資案件もできるだけ分散して更なるリスク低減を図ります。
案件の利回りは2%~10%と幅広いですが、リスクとリターンのバランスから平均利回り5%程度になるように投資します。
2千5百万円を5%で運用すると、年間125万円(税引き後100万円)の分配金が得られます。
④ソーシャルレンディングの分配金の範囲内で生活する
年間125万円(税引き後100万円)の分配金の範囲内で生活できれば、セミリタイアが可能となります。
分配金だけで生活できない場合は、副業等の別収入が必要になります。
1万円からはじめる不動産投資 FUNDROP

ソーシャルレンディングでセミリタイアする場合の注意点
ソーシャルレンディングの分配金収入でセミリタイアする場合は、以下のような注意点があります。
- 数年以内に出費が予想される分の現預金を保有しておく
- できるだけ多くの案件に分散投資する
数年以内に出費が予想される分の現預金を保有しておく
ソーシャルレンディングへの投資金は、償還期日まで引き出すことができません。
住宅修繕資金や自動車購入資金等の出費が予想される分は、現預金として保有しておくようにしましょう。
できるだけ多くの案件に分散投資する
ソーシャルレンディングには、デフォルト(債務不履行)により投資金がゼロになる可能性があります。
ひとつの案件に全額投資してしまうと、資産をすべて失う可能性があります。
なるべく多くの案件に分散投資しておけば、仮にデフォルトが発生してもトータルで利益がでていれば問題ないことになります。
不動産投資クラウドファンディング【えんfunding】

まとめ
自己資金の大小によって分配金の金額も変わりますが、ソーシャルレンディングの分配金の範囲内で生活できればセミリタイアは可能になります。
自己資金が潤沢な投資家の中には、年間の分配金が数百万円にのぼる人もいるようです。
ここではソーシャルレンディングだけに投資する方法をご紹介しましたが、株式や不動産に投資する方法もありますので、自分に合った方法を検討してみてください。
コメント