出金手数料がかかるソーシャルレンディング事業者の問題点

手数料

ソーシャルレンディングにおける費用の一つに、出金手数料があります。

今回は、出金手数料がかかるソーシャルレンディング事業者の問題点について考えてみたいと思います。

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ソーシャルレンディング事業者の口座から自分の銀行口座等に出金する場合に、手数料がかかる事業者があります。手数料は300円程度の場合が多いようです。

銀行口座に出金する場合、ソーシャルレンディング事業者が振込手続きをすることとなり、銀行に振込手数料を負担することとなります。

その振込手数料は顧客に負担してもらうというのが、出金手数料になります。

出金手数料を無料にしているソーシャルレンディング事業者の場合は、事業者側が振込手数料を負担していることになります。

出金手数料がかかるソーシャルレンディング事業者はたくさんありますが、一部ご紹介します。

  • Ownersbook  330円
  • CREAL     52円~229円(出金先の銀行や出金額によって異なる)

出金手数料がかかるソーシャルレンディング事業者の問題点には、次のようなものがあります。

  • 分配金を気軽に出金できない
  • 事業者への投資額が膨らむ傾向にある
分配金を気軽に出金できない

ソーシャルレンディングは、分散投資を心掛けている人が多いと思います。1件あたりの投資額は数万円~数十万円が多いのではないでしょうか。

仮に、10万円を利回り5%の案件に投資したとします。毎月分配の場合の分配金は、毎月400円程度になります。400円を出金した場合に、300円程度の手数料をとられてしまうと実際の受取額はほとんどなくなってしまうので、手数料のことを考えると気軽に出金できなくなります。

同一事業者への投資額が膨らむ傾向にある

出金手数料をなるべく少なくしようと考えると、出来るだけ出金回数を減らすことになります。

複利効果を最大限に生かすためには分配金を再投資する必要がありますが、そうなると同じ事業者への投資額が膨らんでいくことになります。

同一事業者への投資額が膨らむことは、リスクが増加していくことになります。

ソーシャルレンディング事業者を選ぶ場合は、出金手数料がかからない事業者を優先した方が良いでしょう。

ここでは、出金手数料がかからない事業者をご紹介します。

以下の事業者は実績も十分で、非常に人気のある事業者ですので是非口座開設をおすすめします。

  • クラウドバンク
  • クラウドクレジット
  • FUELオンラインファンド

クラウドバンク

クラウドバンクは、日本クラウド証券株式会社が運営しています。国内の登録者数は、トップクラスの実績を誇ります。

クラウドバンク クラウドバンク

クラウドクレジット

クラウドクレジットは北南アメリカ・ヨーロッパ・アフリカ・中東など世界各国のファンドを取り扱っているため、世界をフィールドに資金運用を行いたい投資家に人気です。

FUELオンラインファンド

FUELオンラインファンドは、FUEL株式会社が2020年12月に運営を開始したソーシャルレンディングプラットフォームです。

  • 出金手数料がかかることで投資戦略にマイナスの影響が大きい
  • ソーシャルレンディング事業者は出金手数料がかからない事業者を優先するべき

出金手数料だけで、ソーシャルレンディング事業者の良し悪しが決まるわけではないのですが、実際に使ってみると手数料の有無はかなり影響があります。

手数料無料の事業者は安全性も高い傾向があるので、必ず選択肢に入れるべきだと思います。

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